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BLANC 白ワイン
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ドメーヌ・ジャッキー・ルナール
伝統的醸造法で真摯なワイン造り
『ブルゴーニュのおじいさんのワイン』と愛されている
ドメーヌ・ジャッキー・ルナールはブルゴーニュの北方、シャブリの南西にある小さなドメーヌです。 年配のご夫婦が経営していて、シャブリ周辺にいくつかの畑を持ち、 昔ながらの伝統的な方法でワインを造っています。 フランスで定評のあるワインガイドブックHACHETTE(アシェット)では常に高い評価を受け ヴィンテージによっては最高得点の三ツ星を獲得した事もある腕の確かな作り手です。 辛口評価で硬い雑誌のアシェットが≪ブルゴーニュのおじいさんのワイン≫と愛称を冠するほど 非常に人気のある蔵元で、実際 各銘柄に共通して この年配のご夫婦の人柄の良さが 滲み出ているような温かみがあります。 このご夫婦のお宅で食事をご馳走になったインポーターによると 『周りの生産者は、大手業者に買い叩かれて品質を落とさざるを得ない所が多い だが、私は絶対にそんな事をしたくないので、苦しいけれども 何とか伝統的な ワイン造りを続ける道を歩みたい』 と熱く語ったそうです。 ワイン好きにとっては、伝統的な造りを守る数少ない貴重な蔵元を応援したくなります。 ジャッキーおじいさんのワイン造りは、果実味と土の風味を重視した素直な造りで 葡萄がもたらしてくれる本来の味わいを自然に楽しめるのが特徴です。 一般的に北部産地では固めのワインが出来やすいですが、彼のワインは果実の旨みを 十分に引き出していて、素直にブルゴーニュ本来の味わいが楽しめ、フランスで評判の 腕の確かさがわかります。 毎年ソムリエ試験が近づくと、この4品をまとめ買いし品種の味わいを再確認する方が いらっしゃるほど、どれも品種本来の味わいが素直にストレートに上手く引き出されています。 |
ドメーヌ・ジャッキー・ルナール AOC:ブルゴーニュ・コート・ドクセール・ブラン 品種:シャルドネ 初めてこのワインを飲んだ時、上に書いたような蔵元の情報が無かったので てっきり近代的な設備を整え、蔵人一人ひとりが非常に衛生に気をつけいて ゴミひとつ落ちてない綺麗な蔵。 と、そんな第一印象を受けました それは、このワインが 雑実がまったく無く と〜〜っても綺麗でピュアーな味わいだったからです 実は、おじいさんが伝統的醸造法で手作りしていると聞いてびっくりしました。 明るい黄金色で、樽は不使用ですが ほんのりトースト香があります。 シャルドネが本来持っている、自然な酸味やスパイシーさ、そして果実味を 純粋に味わう事ができる素晴らしいワインです。
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ドメーヌ・ジャッキー・ルナール AOC:サン・ブリ 品種:ソーヴィニヨン・ブラン シャブリ西方に位置し、この辺では珍しくソーヴィニヨン・ブランを作る地区です。 林檎やレモン・アンズなどを思わせる混然となり快い果実香が楽しめます。 ソーヴィニヨン・ブラン特有のスッキリとした酸味に、たっぷりとした果実味が まろやかに調和され、その中に微かなスパイシーさやミネラルな風味が 絡んだ繊細でデリケートな味わいで、余韻も長く心地良いです。
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ドメーヌ・ジャッキー・ルナール AOC:ブルゴーニュ・アリゴテ 品種:アリゴテ 『アリゴテ』と聞くと、《酸味が強い》や《固めの味わい》など あまり良い印象が無いかもしれません。 確かに、その特長を生かし食前酒で有名なカクテル『キール』はアリゴテで造られます。 しかし!! ルナールおじいさんが造るアリゴテは一味も二味も違います!! アリゴテの野生的な個性を上手く生かしつつ、果実味の心地良さを上品にからめて 丁寧に造り上げています。 嫌味のない心地良い苦味があり、食中酒に最適です!! 香りには、ほんのりと熟成チーズのようなニュアンスもあり複雑さがあります。 いきいきとした果実味が非常に豊かで、まろやかなで なめらかな広がりある味わいが アリゴテの個性を上手く包み込んでいます。
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ドメーヌ・ジャッキー・ルナール AOC:ブルゴーニュ・コート・ドクセール・ルージュ 品種:ピノ・ノワール ピノ・ノワールという品種は、ブルゴーニュの赤ワインの主要品種で あの有名な『ロマネ・コンティ』は、この品種の最高傑作品です。 また、基本的にニュートラルな性格で、育つ土壌により 味わいが全く違ってくる事でも知られています。 ≪ブルゴーニュの主要品種≫ ≪土壌で違う味わい≫ まずは、基本となる お手本ともいうべきピノ・ノワールを飲んでベースをしっかりと 作っておくと、土壌による味わいの差や造り手による味わいの差がわかりやすくなり ワインライフが ぐっと充実します。 そんな、ピノ・ノワールの基本的な味わいを覚えるのに最適なワインです!! ピノ・ノワールが本来持つチャーミングな果実味。 チェリーや苺のような、ベリー系の甘い香り。 適度な渋みと甘みと酸味のバランスが絶妙にとれています。
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シャブリとはブルゴーニュ地方の超有名な辛口白ワインの産地です。 あまりにも有名なので『シャブリ』があたかもブランド名のように思われがちですが 実は産地の名前なんです。 『シャブリ』という産地名が有名になりすぎてしまい、あまり美味しくなくとも 名前の力だけで売れてしまう傾向があり、有名産地に胡坐をかき粗悪なワインを 造っている所も少なくありません。 買い酒にブレンドしている業者から、手造りの生産者まで千差万別で しかも、価格も高いのが実情です。 そんな中、もちろんこの蔵元『マランド』は葡萄の栽培から全て一貫して 手造りで行う、シャブリでも老舗的存在の蔵元です。 まろやかな味わいの中に、心地良い酸味がマッチして爽やかに楽しめる1本です。 |
ドメーヌ・デ・マランド AOC:シャブリ 品種:シャルドネ
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ブルゴーニュの南、マコンの若きマダムが所有するシャトーです。 南ブルゴーニュというと ポッチャリとした白ワインがイメージですが このワインには女性らしい繊細な造りが生かされています。 輝きのある綺麗な色合いで、全体的に軽やかで爽やかな仕上げになっていますが 樽を巧みに使いこなし、シャルドネのフレッシュな果実味を上手く生かしつつ 樽熟成の効果を引き出し、より複雑さを演出しています。 果実味豊かな、まろやかな味わいの中にキリッとシャープな酸味があり 長く漬け込みすぎない上手な樽使いで味わい深い造りのワインです。 繊細で上品な味わいですので、食事にも幅広くあわせられます。 |
シャトー・ド・ラ・グレフィエール AOC:サン・ヴェラン 品種:シャルドネ 樽熟成:6ヶ月
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実際に現地を訪れ、このワインを造っているミッシェル・アルスランという おじいさんと話した インポーターによると、このおじいさんは相当な頑固者です! かなりのものです! 素晴らしいです!! 『頑固者』というと、偏屈な感じで あまり良いイメージが湧かないと思いますが、違うんです! 自分が信念を持つワイン造りに対しては一歩も譲らず、毎年素晴らしいワインを造り続けています。 ワイン醸造の歴史上ステンレスタンクの登場以来、熟成で樽を使うことはあっても発酵ではあまり 使われなくなりました。 それは、ステンレスの方が発酵時の温度等や衛生面の管理がしやすく 均一な味を容易に造り出せるからです。 つまり、樽での発酵は非常に手間が掛かり、熟練した巧みの技が無ければ酷いワインになってしまう 逆に上手くいけば素晴らしく美味しいワインが出来る ハイリスクハイリターンな醸造法なのです。 しかしアルスランさんは知っているのです。 どんなに手間隙が掛かり大変な思いをしようとも樽で発酵させたワインの持つ、 ステンレスタンクでは決して造りだす事のできない独特の堂々とした風格を。 そしてそれが年数を経るごとに複雑さを増しどんどん素晴らしいワインになっていく事を。 残念ながら現段階ではアルスランさんの『凄腕』ともいえる絶妙な樽使いを継承する人がいなく 技の伝承が行われない可能性があるそうです。 私が今まで飲んだ、どのシャルドネにも似ていない独特なパッションフルーツや白桃等を思わせる 魅惑的なとっても良い香りがして、あえて樽での熟成は行っていませんが、樽での発酵により ほんのりと木香も漂います。 特徴的な香りとは裏腹に、この価格帯では考えられないほどの上品でエレガントな趣があり 品性の良さがグラスから溢れかえってくるほどです。 |
ドメーヌ・ミッシェル・アルスラン AOC:ブルゴーニュ 品種:シャルドネ
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この蔵のオーナーはボリーさんという靴類を扱う事業家です。 ワイン好きが高じて事業の利益を元手にワイン造りをはじめた、いわゆる異業種参入組みです。 フランスではこのようなケースは少なくなく、元々の出発点が『商売』ではなく『趣味』なので ≪利益優先≫の造りはせず≪品質優先≫の高品質ワインが意外と多いのです。 このボリーさんも、そんな中の一人で葡萄の収穫は丁寧に手摘みされ、熟成に使用する樽の 20%は新樽を使うという贅沢な造りをしていて、各地のコンクールやワインのガイドブックでは 常に高い評価を得ています。 そんなボリーさん所有のこのCH.ド・ラ・ブリュイエールは、シャブリより ず〜っと南のマコンにあります。 シャブリも、このラ・ブリュイエールも同じシャルドネ種で造られていて、どちらもシャルドネ特有の しっかりとした酸味がベースにありますが、シャブリより南に位置するマコンのラ・ブリュイエールの方が より果実味豊かなワインが造られます。 輝きの良い、深みのある黄金色をした このラ・ブリュイエールは、アンズや蜂蜜のような やや甘味のある香りの中にアーモンドのような芳ばしい香りがあり、それらを樽香が 上手く調和させてあって なんとも心地良い香りがします。 ここの畑は粘土質が多く、ワインには独特のとろみ感があり、口当たりがとっても滑らかです。 なめらかに口に入ってきた液体は、とても凝縮感があり、独特のとろみで舌を包んだ後 凝縮されていた旨みがふわ〜っと口の中いっぱいに広がっていきます。 飲みこんだ後にも心地良い余韻が長く続く、優雅さと力強さを兼ね備えた素晴らしいワインで このクラスの中では群を抜く美味しさです!! |
シャトー・ド・ラ・ブリュイエール AOC:ブルゴーニュ・ブラン 品種:シャルドネ 樽熟成:10-12ヶ月
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この蔵元は、自己所有の畑を持っていません。 ワイン造りに必要な葡萄は全て目ぼしいドメーヌの畑から収穫してきます。 しかも、各ドメーヌの一番出来の良い 最良の葡萄のみを厳選して収穫してきます。 金にものをいわせ買い取っているのでしょうか? そんな事をしたら、このワインの価格はもっと高くなってしまいます。 はたしてそんな事をして許されるのでしょうか? 彼は各ドメーヌの葡萄栽培者からも敬愛されているそうです。 秘密は蔵元のワイン造りにかける熱い情熱と卓越した技量にあります。 彼はそのドメーヌの畑には毎日のように出かけ、そこの畑の葡萄の事なら栽培者より詳しいと 豪語するほど通いつめ、葡萄に愛情を注ぎます。 また、ワイン造りでも精密機械のような正確なテクニックを持ち、熟練された職人技で秀逸なワインを 醸し上げ、そのドメーヌでさえ『これがうちの畑の葡萄で造ったワインか!?』と驚くほどです。 そんな実力者な彼だからこそ、こんな虫の良いワイン造りが出来るのです。 輝きのある澄んだ黄金色で、非常にピュアーでとっても透明感のある味わいです。 その繊細な味わいの中に、しっかりと芳醇で厚みのある果実味があり それらが絶妙な樽使いで上手く熟成され、融和した上品な複雑味を持つ 完成度の高い秀逸な逸品です。 |
ドメーヌ・フランソワ・ダレーヌ AOC:モンタニー 品種:シャルドネ 樽熟成:10ヶ月
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このモレイ・サン・ドゥニのあるコート・ド・ニュイは、あの有名なロマネ・コンティをはじめとする 超有名な銘醸赤ワインの産地ですが、少量の白ワインも造られております。 とても希少性の高いワインですので、ご自身で飲まれるのも無論のことですが ワイン好きの方へのギフトとしても大変喜ばれています。 コート・ド・ニュイの南にあるコート・ド・ボーヌでは、モンラッシェやムルソー等の世界的にも 有名な白ワインを輩出しているので、コート・ド・ニュイの白ワインはあまり知られていないかもしれません。 でも、そこが狙い目です!! もし、このワインがそれら有名産地のものだったら 絶対この値段ではご紹介できないはずです!! ボーヌの同価格帯の白には負けない味わいです!! 何か心を落ち着かせる深みのある色合いで、果実が熟した時の芳醇な香りを持ち まろやかで、たっぷりとした厚みのあるボディに、力強さと野生的なニュアンスを含んだ味わいです。 色・香り・味わい全てに、人を引き付ける魅惑的な複雑さがあり ボーヌとはまた違った味わい所のある とっても魅力的な逸品です。 |
クロー・ド・ラ・ビドード AOC:モレイ・サン・ドゥニ・ブラン 品種:シャルドネ 樽熟成:12-18ヶ月
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このコート・ド・ボーヌのモンラッシェは、世界最高峰の白ワイン産地として知られていて その優雅で力強く繊細で優美な味わいから『白の貴族』と呼ばれているほどです。 このワインの美味しさを どう表現していいか迷ってしまうほど素晴らしい味わいです!! しいて言うなら 『赤ワインのような白ワイン!!』です!! まるで上等な赤ワインを飲んでいるかのような、造りのしっかりとした骨格を持ち 香り・味わい共に もの凄く奥深く、時間の経過と共に どんどん中から色々な 表情が表れてきます!! しかも、その現れてきた表情一つ一つに上記のような 優雅で力強く繊細で優美な、ともすると矛盾しているような表現がピッタリと当てはまる 素晴らしい表情が次々に現れてくるのです。 一本のワインで様々な表情が楽しめる さすが『白の貴族』!! と納得のいく美味しさです!! 飲み方としては、しっかりと熟成された赤ワイン同様にじっくりと味わう事をおすすめします!! 初めてこのワインを飲んだ時の事を今でも鮮明に覚えています。 一口含んだ瞬間 『あッ!これは!!』と、他のワインとは明らかにレベルの違うインパクトで これから確実に出会えるであろう素晴らしい味わいに胸がワクワクというかムズムズとしました。 そして、ゆっくりと口の中全体で味わった時、 『やっぱり!これはすごい!!あの一口含んだときの直感は間違いなかった』と思い 飲み込もうと思った時に もったいないから『もう少し味わえ!』と喉が飲み込み拒否をしました。(^^;; ゆっくりと飲みこんだ後 長く続く余韻の素晴らしさにうっとりとしてしまいました。しばし至福のひと時です。。。 白ワインといえばシャブリ!! という熱狂的シャブリ信者の方が多いですが シャルドネ種の潜在的に持つ素晴らしい可能性の新たなる発見につながる逸品です 是非一度お試しください!! |
マルキ・ド・マク・マオン AOC:ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ・ラ・ガレーヌ 品種:シャルドネ 樽熟成:12ヶ月
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このカーヴ・サン・ベルは、フランスの大都市のひとつリヨンから約20km西にある サン・ベルという村にある生産者組合で、周辺の生産者が栽培した葡萄を使って ワイン造りをしています。 一昔前は『組合ワイン』というと、あまり質が良くなく どちらかというと安価ながぶ飲みワイン専門 というのが一般的でした。それはやはり栽培者の集合体ともいえる生産者組合では醸造技術が 未熟で せっかく良い葡萄を栽培してもそれを生かしきれないという問題がありました。 しかし、このカーヴ・サン・ベルでは、大勢の若く優秀な人材に恵まれ、彼らが栽培から 経営まで携り、安定した良質ワインの造り手として評価されています。 実際に、毎年多くのお客様から絶大な支持を得ている当店の『ボジョレー・ヌーボー』は このカーヴ・サン・ベルのものです!! 特に毎年安定した品質には定評があります。 それは収穫された葡萄をランク別に分け『特Aランク』のものだけを使い 『ボジョレーヌーボー』やこの『キュヴェ・ブノワ・マイヤール』のような 特定名称酒を醸し上げているからなのです。 下手な厚化粧をせず自然にナチュラルにシャルドネ種の美味しさを素直に引き出した 親しみやすいワインで、飲んでいて何故か安心でき、飲む者をホッとさせてくれる そんなワインです。 上記のようにクドクドと下手な厚化粧をしていないので、繊細な和食などにもあわせやすく 色々な料理と幅広く楽しむ事ができます。 |
カーヴ・サン・ベル キュヴェ・ブノワ・マイヤール AOC:コトー・デュ・リヨネ・ブラン 品種:シャルドネ
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現オーナーが、このドメーヌを創設して まだ20年程の 若い蔵元です。 しかし、それをカバーして余りある情熱と美味しいワインを造るための 研究熱心さは特筆すべきものがあります。 シャブリとはまた違った美味しいシャルドネが味わえます。 キレのあるシャープな味わいです。 飲み切りサイズのハーフサイズです。 ハーフサイズだと、どうしても割高になってしまいますが 飲食店さんをはじめ、少量だけ楽しみたいという方々に支持されています。 |
ドメーヌ・ド・ラ・ドゥナント (ハーフサイズ) AOC:マコン・ヴィラージュ 品種:シャルドネ ピノ・ブラン
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