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正直申し上げて、最初に≪にごりすだち酒≫が発売になると聞いた時は、≪にごり梅酒≫が大ヒットし、≪にごりゆず酒≫も好評で、蔵元が安易に三匹目のドジョウを狙って出したのかとも思っておりましたが、実際に飲んでみて蔵元が真剣に美味しい≪にごり≫を探究していることが、ひしひしと伝わってきました。
≪にごり≫シリーズを商品化するためには、通常の約倍の原料が必要となり、絶対条件の【美味しさ】を表現する為のバランスをとるのが非常に難しいらしく、その上コストも掛かるので試行錯誤の繰り返しで、やっと陽の目を見ることが出来るそうです。
この蔵元では、にごっていない通常の≪すだち酒≫も造っておりますが、この≪にごりすだち酒≫は、その通常品の約3倍のすだちを使用していているので、スダチ本来の果実味をストレートに楽しむことが出来るのです。
また、この≪にごりすだち酒≫の大きな特徴として≪にごりゆず酒≫同様に【とろみ】があります。 スダチの爽やかな清涼感のあるスッキリとした果実味の中に【とろみ】があり、この【とろみ】が口の中に入れた瞬間に優しく舌を包み込みます。
この【とろみ】の秘密は、原料の一部、ゆずの内皮(ないひ)にあります。
柚子の皮と身の間にある白い部分(内皮)には、ペクチン質が含まれていて、これを十分に入れる事により、あの独特の【とろみ】が生まれてくるのです。
贅沢にもふんだんに使われているスダチの果汁とゆず内皮が、今回ポイントとして造られた【酸味】とあいまって、通常の≪すだち酒≫では中々味わえないスダチ本来の柑橘系の果実味と、清涼感のある苦味が楽しめるのです。 さらに加糖にはリンゴシロップを使い甘味を抑え、バランスを整えていて、全体が調和された美味しさを引き出しています。
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